比較

耳鳴りアプリおすすめ比較 2026:サウンドアプリ、補聴器メーカーのアプリ、CBT プログラム

日本で使える耳鳴りアプリ8種類を、できること、無料の範囲、料金体系、向いている人で比較しました。書いているのは Tinnitus Relief App の開発元です。そのことを明記したうえで、自分たちのアプリの弱点も正直に載せています。

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耳鳴りアプリには大きく3つのタイプがあります。音で耳鳴りを目立たなくするサウンドアプリ(Tinnitus Relief App、ReSound Tinnitus Relief、Widex Zen、myNoise、一般的な睡眠音アプリ)、補聴器と連携するメーカーのアプリ、そして認知行動療法(CBT)の考え方にもとづくプログラム(Oto、MindEar)です。耳鳴りを治すアプリはありません。夜に音がほしいのか、体系的なプログラムがほしいのか、その両方なのかで、選ぶべきアプリは変わります。

比較の基準

無料の範囲、料金体系、サウンドと周波数合わせ、左右別の調整、スリープタイマー、画面ロック中の再生、オフライン、アカウントの要否、日本語対応を比べました。料金は変わるため、その日のストアで確認してください。

比較表

アプリ タイプ 無料版 料金体系 サウンド/周波数合わせ 日本語 向いている人
Tinnitus Relief App(当社) サウンド あり(ホワイトノイズ、トーン、バックグラウンド再生) 年額(3日間無料)または買い切り 44種類/左右別トーン 100〜15,000 Hz あり 夜の音と周波数合わせを一つで
ReSound Tinnitus Relief サウンド+リラックス あり 無料(アプリ内課金あり) 環境音・リラックス訓練 あり 呼吸法や瞑想も試したい人
Widex Zen サウンド(補聴器連携) あり 無料 フラクタル音 要確認 ワイデックスの補聴器を使う人
Beltone Tinnitus Calmer サウンド(補聴器連携) あり 無料 環境音・リラックス 要確認 ベルトーンの補聴器を使う人
myNoise サウンドジェネレーター あり 買い切りで追加 多数のサウンドスケープ なし(英語) 音を細かく作り込みたい人
Oto CBT プログラム 限定的 サブスクリプション 学習コンテンツ中心 なし(英語) 英語で体系的に取り組みたい人
MindEar CBT+サウンド 限定的 サブスクリプション CBT と音 なし(英語) 英語で CBT を試したい人
一般的な睡眠音アプリ 睡眠音 あり 無料+サブスクリプション 雨音・波・扇風機など/周波数合わせなし あり 耳鳴りが軽く、寝つきの音だけほしい人

アプリごとの特徴

Tinnitus Relief App(当社):ホワイトノイズ、耳鳴りの周波数に合わせたトーン、バックグラウンド再生は無料です。Premium では44種類のサウンド、左右の耳ごとのトーン、スリープタイマー、ミックスの保存が使えます。強みは左右別トーン、画面ロック中も途切れないループ、オフライン、アカウント不要、買い切りの選択肢です。弱点は、CBT プログラムやカウンセリングがないこと、医療機器ではないこと、電話の通話中は一時停止すること(通話後は自動で再開)です。料金は料金と Premium のページで説明しています。

ReSound Tinnitus Relief(リサウンド・リリーフ):補聴器メーカー GN の無料アプリで、環境音に瞑想や呼吸法を組み合わせています。補聴器がなくても使えます。

Widex Zen:ワイデックスの「ZEN」の音をスマートフォンで流せる無料アプリです。日本ではおもに補聴器に搭載された ZEN プログラムとして案内されており、専門家の指導のもとで使うことが想定されています。

Beltone Tinnitus Calmer:ベルトーンの無料アプリで、補聴器ユーザーに向いています。

myNoise:数百のサウンドスケープを細かく調整できる音のジェネレーターです。ダウンロードは無料で、追加の音を買い切りで手に入れる仕組みです。表示は英語です。

Oto と MindEar:どちらも CBT の考え方にもとづくプログラムで、サブスクリプション型です。日本語での提供は確認できませんでした。

一般的な睡眠音アプリ:雨音や扇風機の音などがそろいますが、周波数合わせや左右別の調整はありません。

開発中の国内アプリ:杏林製薬とサスメドは、つらさを伴う慢性の耳鳴りを対象にしたアプリ(プログラム医療機器)の検証的試験を2026年5月に始めたと発表しています。現時点では一般には入手できません。

目的別の選び方

  • 夜に音を流したい → サウンドアプリ(耳鳴りで眠れない夜に)
  • 体系的なプログラムに取り組みたい → CBT アプリ。ただし日本語対応は限られます。耳鼻咽喉科での教育的カウンセリングも選択肢です。
  • 補聴器を使っている → 補聴器メーカーのアプリ
  • 全部ほしい → 組み合わせて使います。サウンドアプリは補聴器アプリと併用できます。

まずは無料の範囲で、周波数を合わせてホワイトノイズを試してみてください。iOS・Android 版を無料でダウンロードできます。

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よくある質問

無料の耳鳴りアプリはありますか?

はい。ReSound Tinnitus Relief、Widex Zen、Beltone Tinnitus Calmer は無料です。Tinnitus Relief App も、ホワイトノイズ、トーン、バックグラウンド再生をずっと無料で使えます。

耳鳴りアプリに効果はありますか?

音で耳鳴りを目立たなくすることで楽に過ごせると感じる人は多くいますが、2018年の Cochrane レビューでは、音響療法がほかの方法よりすぐれていると言える十分な根拠はないとされています。ほどほどの音量で害は報告されていません。感じ方には大きな個人差があります。

眠るときにはどのアプリがよいですか?

一晩中途切れずに流せ、スリープタイマーがあるサウンドアプリが向いています。周波数合わせも使いたい場合は、両方をそなえたアプリを選んでください。

健康保険で使える耳鳴りアプリはありますか?

2026年10月時点で確認できた範囲では、日本で耳鳴りを対象に承認されたアプリはなく、健康保険で使える耳鳴りアプリもありません。国内では開発中のアプリの試験が進められています。

アプリを使っていれば耳鼻咽喉科に行かなくてもよいですか?

いいえ。耳鳴りの原因を調べ、聞こえを検査できるのは医療機関だけです。アプリは受診の代わりにはなりません。

Tinnitus Relief App は医療機器ですか?

いいえ。医療機器ではなく、耳鳴りを治すものではありません。耳鳴りを目立たなくするための音を提供するアプリです。

Tinnitus Relief App は医療機器ではありません。耳鳴りが突然始まった、片耳だけに聞こえる、脈と同じリズムで聞こえる、聞こえにくさ・めまい・耳の痛みを伴う、といった場合は早めに耳鼻咽喉科を受診してください。

参考資料

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